シビタス  

ファミリー読書ウィーク②~家読(うちどく)~

もうすぐ夏休みです。

夏休みは、主に心と体のリフレッシュ、そして普段できない体験活動にチャレンジしてほしいと思います。

そうした学校生活では得られない経験をすることで、子どもたちの成長を促し、自主性や自律性を育むことを期待しています。

そのためには、その日したいこと、すべきことを自分で考えることが充実した夏休みにするためには重要です。

学校でも、夏休みの1日の過ごし方については、指導をしていますが、ぜひご家庭でも自由な時間を何に使うかについて、しっかりとお話をしていただければと思います。

朝起きる時刻、夜寝る時刻、ゲームやテレビ、インターネットの時間等、話し合ってください。

そして、ぜひ「読書」に今年の夏は、ご家庭でじっくり取り組んでいただければと思います。

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ファミリー読書コメント紹介(パート2)

今回は、本の題名も書いていただいていたコメントをいくつか紹介します。

夏休みに読んでみてはいかがでしょう?

「さくらももこの いきもの図鑑」

親子で一緒に読書をするということをしてこなかったので、新鮮でした。子どもが小さい頃は寝る前に絵本を読んだことを思い出しました。今は、高学年となり、文字数の多い本でも平気で読むようになり、成長を感じました。私は前から読んでみたかった「さくらももこの いきもの図鑑」という本を読みました。身近ないきものを通して、さくらももこさんやその家族のエピソードが書かれており、ちびまるこちゃんのキャラクターを思い浮かべながら読んでいけて、クスッと笑える本でした。2人で本を選ぶ時間も楽しかったし、たまにはこんな親子時間もよいものだなぁと思いました。

「昔話法廷」

久しぶりに親子で1冊の本と向き合うことができました。昔話に登場する人物の罪を考える。私も幼いころに慣れ親しんだあの物語の猿がこの本の中では被告人となります。一体猿はどのような罪に問われるのか?親子二人が考えながらいろいろと話しながら考えることができました。また別の「昔話法廷」も読みたいです。

「春さんのスケッチブック」

本の話に出てくる「無言館」戦没画学生の作品を集めた美術館があるということを初めて知りました。おばあさんの思い出話を聞くうちに、自分の運についても考え始める思春期の入り口の子どもたちの微妙な心理に、リアリティがありました。子どもたちがこれから様々な壁にぶつかる前に読んでほしい作品だと思います。

「だるまさんがね」

弟からのリクエスト「だるまさんがね」を読んでくれました。弟や母たちに絵が見えるように読んでくれたので、文字を読み取りにくかったと思いますが、最後まで読んでくれました。まだまだひらがな練習中だと思っていた娘が、こんなに続けて文字を読めるようになっていて成長を感じました。家族で楽しい時間を過ごすことができました。

 

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